ジャン・バプティスタ・ドス・サントスは1843年、キューバに生まれた。彼の三本目の足はちょうど股間から生え、緩やかに骨盤へと繋がっていた。彼は三本目の足に対して感覚を持っていたが、自律的に動かすことは出来なかったという。また三本目の足によってしばしば歩くことが阻害されたため、紐によって足を縛り付けていたと言われている。
サントスはまた、二重性器(二本のペニス)の持ち主としても知られたため、医師は彼の症状を"二性器奇形"として分類している。三本目の足とは異なり、彼が持っていた二本目のペニスは普通に機能し、両方のペニスから同時に排尿することが出来た。また陰嚢も二組持っていたが、それぞれの陰嚢にはひとつづつの睾丸しかなかった。
ある報告によれば、サントスは人一倍性欲が強く、二つのペニスを代わるがわる使いこなして性交していたという。また同じく三本の足を持っていた有名な高級売春婦、ブランシュ・デュマとも関係を持っていたと言われている。